小降りの雨の中浅草観音裏を散策。この時期恒例の植木市がやっていたからだ。雨粒でちょっと濡れた葉っぱがとても瑞々しくしっとりと雰囲気をだしていた。
観音裏は、仲見世周辺とは全然違いひっそりとした街並。言問通り一本挟んだだけなのに全く雰囲気が違うのが不思議。
観音裏は芸者の歩く姿も見られ、いつかこの付近の料亭の門をくぐりたいものです。
観音裏の町おこしグループがあるらしく、植木市にブーズをだしてアンケートをしていた。学生主体で活動しているらしいのだけど、そこにいた年配の男性は
「このままで良いんだよ」
と話していた。
町を盛り上げたい若い人の意見もわかるけどそっとしといてほしい気持ちもわかる。歴史ある街の町おこしはむずかしいものだ。
「東京スカイツリー」の開発を主導している東武鉄道は、一極に集中する商業地区よりも周辺の商店街が活性化するような商業地区開発を推進しているらしく、にわかに押上や業平、そして隅田川対岸の浅草地区では町おこしが盛んに議論されている様子。
押上地区に住んでいるので、今後10年くらいのこの町の変化が楽しみ。
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