かの香織のグラン・ジュテを見て

一時期「かの香織」をよく聞いていた。たしかFMで番組を持っていた頃で勉強しながら聞いていた事を思い出す。

ヘビーローテーションという訳ではないけど、ふとしたときに聞きたくなるアーティスト、といった存在でした。でもそのうちあまりCDも出さなくなっていた頃があって、どうしたのかなぁと気にはしつつ、あちこちからあふれてくるいろいろな曲に流されていって、しばらく聞かなくなっていました。(当時はいろんなジャンルの音楽を聴くのが楽しくてしょうがない頃で、自分の好奇心の赴くまま本当にいろいろ物色していました。)

その後だいぶ経って、お酒を造る人(蔵人)になっていたという事を何かの雑誌で知って、音楽のジャンルから離れていた事に驚きながら、何かよくわからないけど頑張っているんだなぁと思ってCDを再び引っ張りだしたこともありました。

今回のグランジュテでは、ミュージシャンと蔵人のつながりを語るところもあって、点と点をつなげてきて今ここにいるんだろうなという事が感じ取れた。学生時代からバンド活動をして、ソロ活動。ずっと音楽でやって来た所での突然の「酒作り」。

酒も音楽も、口で感じるもの、耳で感じる物の違いはあるけど作り出す過程は同じ、というようなことを言っていたのが印象的。

一見、音楽と酒作りは何のつながりがあるんだろうと思わずにいられないけど、1つひとつの事を懸命にやっていたからこそ点と点がつながって、今再び始めている音楽活動にも戻れて、同時に蔵人としてもやっていけているんだろうな。人生どんなことがあっても無駄なことはないとは言われるけど、きっとそれはひとつひとつの事にちゃんと向き合って自分なりに咀嚼して初めて自分の糧となっているんだろう。

この先、自分にもいろいろな事が起きるかもしれないけど、1つひとつどんな事でも向き合っていこう、そんな気持ちになれた。真剣であればこそどんなことでも乗り越えて、点と点をつないでいける。

今改めて聞くと歌詞がストレートだ、これも時代性なのかな。



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